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第 5 回「ひょうご剪画展」は、恒例 3 年毎を 2 年後の開催となりました。 姫路城に近い姫路市民ギャラリーにおいて「小坂剪画塾」「旧結城教室」の方々を
中心に、出展者 15 名で総計 64 作品を展示しました。今回は「兵庫の秋」をテーマに、 制作者の想いを込めた最近作を含め展開。今回新たな試みとして、1.キャプションに作品の題材・作者の制作意図や想いを付記し、作品の理解への一助に、2.会場観覧者に『お
好きな作品に投票を』と、投票箱設置。作品をじっくり、深く鑑賞していただき、剪画の本質理解に繋げれば、との目論見を。見る側の楽しみに加え、見る側の目線を探り、
次の作品つくりの指向への参考となれば、と。来場者の約 7 割の投票により効果は想定以上にありました。 期間中は、好天に恵まれ、5 日間で 745 名の来場者があり、成功裏に終了しましたが、 剪画を美術として地道に活動を継続する中で、励みは「展覧会開催」である事を強く認識し、
喜びを共有する場である事を再確認させられました。 さて、ひょうご剪画展にも長く功績のあった「結城公子氏」の急逝は集団会員にとり
悔やまれるばかりです。今回、氏の功績に対し、ささやかながら追悼文と作品の一部を複製掲示致しました事を末尾ながらご紹介し、今回のご報告とさせていただきます。 |
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