日本剪画協会 剪画とは…
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作品 花 黒い紙(黒和紙が望ましい)をナイフで切り抜き、
台紙に貼って完成させる絵画です

「ナイフで切った感触」を画面に残し、切れ味の鋭い線や暖かい線などを調和させて作品を作り台紙に貼って定着させ、作品を完成させた絵画です。
 又、黒を活かす工夫をしながら色付けで表現し完成させる技術もあります。

 剪画美術の「三つのポイント」
@基本的に黒の芸術である(付随して黒を活かし
 た色付け表現もあります。
A切る感触を大切にする(切った感触を画面に残
 す)
B絵の全体を貼り付け、貼り跡を残さない(貼る作
 業で画面を歪ませたり汚したりしない)

 「剪画」という名称は、それまで使われていた遊技的な意味合いの「切り絵」から、完成させた芸術作品として区別するために新しく作ったものです。「剪」の字は元来切るという意味で、有名な中国の剪紙などもこの文字を使っています。「剪画」には、刀を使って切り抜く芸術という意味が込められています。

 剪画によって描かれるモチーフは様々で、特に制約はありません。
 『剪画』は、日本の伝統的な技法と素材を現代に活かし、新しい芸術の分野を確立したアートです。

[剪画の制作過程]
Photo1 1.描く
Photo2 2.剪る
Photo3 3.貼る
最近では糊付き和紙使用し、熱圧着で貼り付ける方法が多くなりました
Photo4 4.塗る
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