第37回日本剪画美術展テーマ「 生きる力(Power)」に決定。
剪画美術展は日本の美しい風景等をテーマにして、第1回展から作品を募集してきました。しかし、新型コロナウイルスの世界的波及により、全ての国々の生活環境や芸術活動が大きく規制されてしまい、完全な収束の見通しは未だに立って居りません。
今も続く「コロナ禍」の過酷な状況の中にあって、人間の生きる力を土台にした工夫・対応が再確認されています。
そこで、これらを鑑み、37回展(36回・37回合同展)のテーマを
「 生きる力(Power)」とします。
芸術とは、人間の力強く生きる本来の力を、芸術家が命がけで絵画や音楽、映像に表現し、私たちの心に届けてくれるもののようです。
ゴッホは、向日葵が太陽に向かって伸び上がる力に感動し、「向日葵」の作品を数点遺しました。
日本でも、東山魁夷画伯始め、沢山の日本画家が自然をモチーフにした、心に深く刻まれる作品を後世に遺してくれました。
37回展(36回・37回合同展)では、自然との対話から生まれる心に残る命をかけた剪画作品に挑んでみて下さい。
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