国連事務棟での作品展が始まった次の日、NY Coo Gallery でも剪画の展示が始まりました。マンハッタンの22丁目にある気持ちの良いギャラーです。作品数は約25点です。
初日のレセプションには、多くの方が集まって下さいました。国連でのお客様と違ってアート関係の方が多いような印象を受けました。絵の前に立っていると、お客様は積極的に質問をしてきます。剪画の技法について、紙について、絵に込められた意味は…。作品を見るという事が、これほど能動的なものだと感じたことはありません。正確に答えるのは大変でしたが、剪画に興味を持って頂けるのは大変嬉しい事でだと思いました。
こちらのギャラリーでもデモンストレーションを行いました。一通りの説明が終わった後、腕に自身のある方は、積極的に参加して紙を剪っています。やはり挑戦するのは腕に覚えのある方なのか、かなり綺麗に黒い紙に刃を入れていました。
こうしてご縁があり、剪画に興味のある方々に、定期的に作品を見て頂けたら…と願っています。
最後になりましたが、作品の額入れから撤去まできめ細かい対応をして下さった NY Coo Gallery の方に、心より感謝の意を表します。
(事務局)
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