ニューヨークの国連事務棟ロビーで日本政府代表部の後援を頂き、剪画の展示を行いました。展示を開催した事務棟ロビーは、各国代表スタッフや、NGO関係の職員の方々が出入りする通用口に当たり、大変注目度の高いところです。展示作品は20点余でした。
初日の6時から日本政府代表部主催でレセプションが開催されました。小寺大使から剪画や今回の作品展の経緯などをご紹介頂き、石田会長が挨拶を行います。カナダ・コスタリカ・デンマーク・ギリシャ・ラオスなど、正式にご署名頂いただけでも多くの国の方々が参加して下さいました。
会場では、デモンストレーションも開催しました。岡崎会員によるナイフを持っての実演に、石田会長が説明を加えます。集まって下さった方々は、熱心に身を乗り出して手元を食い入るように見つめていました。質問がいくつか飛んだ後、何人かの方が実際にナイフを握って体験を行っていました。とても楽しい体験だと目を輝かせていらっしゃいました。
こんなに多くの国の方々に剪画をご覧頂けるのは、またとない機会です。剪画の繊細な表現に驚いたと言う方、日本の紙の文化に興味を持ったという方、日本の田舎の風景がアフリカの自分の故国の風景にとても似ていると感激されていた方…。慌ただしい中で、いくつかの感想を耳にすることができました。
すばらしい展示の機会を与えて下さった国連スタッフの方々、及び労を惜しまずあらゆる協力をして下さった日本政府代表部の方々に心よりお礼を申し上げます。
(事務局)
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