秋もようやく深まり、嵯峨小倉山の色づき始めた11月1日〜6日の間、京都の本能寺の近く、ギャラリーカトで「第五回かんさい剪画展」を開催いたしました。
ギャラリーカトでの開催は第三回から今年で三年目。行楽シーズンで郊外に出向く人の多いこの時期、観客の入りが心配されましたが、初日から多くの方々がお出かけ下さって、始終賑やかな華やいだ作品展となりました。
出展者は、大月副会長、清水、井口、大須賀、松村、平野谷会員の計六人。一人三点ずつ作品を出展し、加えて色紙の展示即売会も行いました。
観られた方たちは作品に対して、
「昨年より力強い作品が多い」
「2、3年前と比較すると皆さん腕を上げられましたね」
口々に感想を述べて下さいました。
色紙の展示は、小さい作品であることで全体の雰囲気を和らげ、お客様も剪画に対してとっつきやすい親しさを感じられたようでした。
地元の展示会では作品を通して、様々な方との新たな交流も生まれます。専門の異なる方との意見の交流は、楽しく、また有意義なものとなりました。来年に向けて頑張らねばというエネルギーを多くの方から、いただきました。
この場を借りましてご協力頂いた方、ご高覧頂きました皆様に、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
(松村 嘉高)
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