なみき画廊はアールヌーボー調のインテリアが美しいギャラリーです。1階と2階の部屋を合わせると広さもかなりのものとなります。
2月5日より、「剪画で描く街」展をこのギャラリーで開催させて頂きました。
1階展示：「剪画で描く東京の街並み」石田良介
浅草・銀座・谷中の各コーナー毎に街の様子を描いた剪画が並んでいます。それぞれの風景を懐かしむように目を細めて眺める人、指さしながら想い出を語り合うお二人連れ、細かい切り抜きを近づいて確かめる人…。絵を鑑賞する姿もそれぞれです。
2階展示：「Senga:ニューヨーク」小野寺マヤノ
2階の展示は1階とはちょっと異なり、ニューヨークの風景が並んでいます。
新作10点を含めた17点の展示。東京でニューヨークの夜景に思いを馳せて頂ければ…。
駅に近いこともあり、前の通りは人の流れも多く、ときおりふと看板に目を止めたお客様も入っていらっしゃいます。初めて剪画を目にして、その技法や、描かれる世界に引き込まれる方も多いようでした。「街を描く」といったテーマは非常にわかりやすく、また馴染みやすいテーマであるためか、思った以上に一広い層の方々にご覧頂くことができました。
（小野寺マヤノ）
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