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昨年に続き結城公子会員が剪画でスライド用カット画を、神戸市を中心に活躍している「朗読シアターKOBE」とコラボレーションで木下順二作「夕鶴 」を上演しました。
135名余りの満員の観客で、朗読劇と三味線、パカーション、機織りの効果音、25枚の剪画カット作品で臨場感あふれる素敵なライブを堪能でき、大好評でした。
「夕鶴」
正直で人の好い与ひょうは、ある日矢の刺さった鶴を助けました。鶴は美しい女性に変身し助けられた与ひょうのお嫁さんになり平穏に暮らし始めました。
でも...。
一般には「つるにょうぼ」、「鶴の恩返し」で親しまれていますが木下順二氏は人間社会の愛と物欲、矛盾として戯曲化して現代社会にも通ずる人としての在り方を問うています。
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