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神戸市を中心に活躍している朗読劇グループ「朗読シアターKOBE」が「べっかんこ鬼
」を上演しました。昨年に続き結城公子会員が剪画でスライド用カット画を作成しました。
70名余りの満員の観客で、『朗読シアターKOBE』の朗読劇と三味線、パカーションの生演奏で臨場感あふれる素敵なライブを堪能、大好評でした。
結城会員の感想
「A4で40枚、下絵を打合せながら3回の描き変えをして、ようやくOKサインが出たのが
1ヶ月前で何とか間に合いホットしています。そして、結果に満足しています」
あらすじ
べっかんこ鬼は「べっかんこ」をしたような顔をした気の弱い鬼。みんなに馬鹿にされ、森の「やま母(かか)」にもいつも
叱られていました。
ふもとの村には「ゆき」という盲目の少女がいました。ゆきは母を幼い頃になくし, 目が見えないために意地悪な男の
子達にいじめられました。
でも心優しいゆきは,悲しみながらも誰をも恨むことなく暮らしていました。
ある日,ゆきは母の墓参りに出かけます。そこへ腹をすかせたべっかんこ鬼が現れ,ゆきが母の墓前に供えたものを食
べてしまいます。「お母さん,食べてくれたの」と喜ぶゆきを見て,哀れに思ったべっかんこ鬼は「ちがう,ちがうよ」と声を
出してしまいました。
鬼の声を聞き,恐怖で大声を上げるゆきに驚き,べっかんこ鬼は夢中でゆきをさらってしまうのでした。
そして、その後の物語は如何に・・・・。
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