第26回研修会は「熱圧着紙による色和紙の制作方法」「剪画ワークブックの実践と応用」をテーマに行われました。
始めに会長のあいさつと、京都府向日市の職員の方から、来年度に行われる国民文化祭についての説明がありました。
小野寺会員による熱圧着紙による「色和紙の制作方法」は熱圧着和紙を水張りし、彩色する方法です。市販の和紙にはない色をアクリル絵の具で染めて色和紙をつくる方法について、説明を交えたデモンストレーションが行われました。
「剪画ワークブックの実践と応用」は、最初に石田会長からイメージのふくらませ方のヒントや教室での活用方法のお話がありました。
その後は、実際に作業を行ないます。ワークブックの「鳥」か「かわはぎ」をテーマに、それぞれに作品を仕上げました。会員それぞれが工夫を重ねながらそれぞれに図案を仕上げてゆきます。昨年よりも時間をたっぷりと取っていたため、ほとんどの会員が作品をその場で仕上げることができました。
出来上がった作品を見比べてみると、各自の個性が出てとても面白い結果に。他の人が実際に行なった処理もとても参考になります。
最後に会長による講評を聞き、さらに図案を活用するヒントとして研修会を終えました。
(協会事務局)
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