「直平の三脚人生」(ダラダラ話)と題して、近所のコミュニティセンターで1時間のトークショーを行いました。
サブタイトルを「ダラダラ話」としたのは、母親の故郷石川県能登地方で「ダラ」とは「バカ」ということを知っていたが、ダラダラと重ねたのは直平の造語で、「バカバカしい話」という意味です。
直平は中学1年から俳優稼業に入り、同時期に図工の先生が見せて下さった中国の剪紙に魅せられました。三脚人生とは俳優稼業・定時制高校・そして美術学校のことです。それ以降も生活のためのアルバイトと俳優稼業に剪画。65歳を迎える現在は、飲み屋の親父と剪画講師の2脚。不安定なのでもう1脚と考えていたところ、昔の直平を知る映画監督が店に時々いらっしゃいます。近いうち俳優としてカムバックし、3脚復活なるかも知れません。3脚の方が安定しますが、杖をついての3脚はもうしばらくしませんように…。
生業の他にはいつの代でも剪画は続けてきました。「最後に本日の内容は予告編でして、本編はお店にいらして頂きゆっくと…!」という締めでトークショーを務めてきました。参加者はなお平と同世代か年上の方で、ご自身の歴史と重ねられたのか、真剣に耳を傾けて下さっていました。
(小沢 直平)
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