名古屋のメルパルクに宿泊、隣ビルの研修室で研修会が始まりました。今までの1泊では時間が中途半端になってしまうため、今回は2泊の研修です。
着いた日の午後には下絵の描き方と線描の絵を図案に仕上げてゆく実習を行いました。同じ絵から、それぞれ違った下絵に仕上がって行くのが興味深かったです。その日は懇親会をしてお茶。人数は10名と少なかったのですが、それだけに全員で話をする事ができ、和気あいあいとした雰囲気ができあがりました。
次の日は…何というか凄まじい日でした。スケッチの実習、トートバックの制作、色和紙を使った年賀状の制作、凧の制作と続きます。夜は各自…という事でしたが、一応作業する人のために会議室を10時まで押さえていたところ、誰も外食にでる人がおらず、コンビニ弁当を買って来て済ませました。それほど課題を制作するのに必死な状況でした。
最終日は課題の残りを作り、講評会。短い間にできたそれぞれの作品はびっくりするほど完成度が高かったです。中でも初めての参加で今まであまり絵を描いたことのない会員が、10年以上の会員に混じって見劣りのしない作品を作ったのには驚きました。
普段はそれぞれ一人で制作している剪画ですが、こうして機会を与えられ、同時に作業をしてみると、それぞれのやり方の違い、発想の違い、仕上がりの違いがわかってとても面白かったです。たまにはこうした機会をもうけて制作しながら交流するべきだと改めて思いました。
(協会事務局)
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