名古屋のルブラ山王にて研修会が行われました。
全国から集まった会員が20名参加。テーマに従って講義を受け、デモンストレーションを見て、実際に小作品を作りました。
研修会の柱は2つありました。講師による剪画の技法の説明と、参加者各自の実制作です。
11日 |
14:00〜15:20 |
「カットの描き方」
年賀状やカットに使える図案を描くコツについて。 |
石田良介 |
15:30〜16:50 |
「熱圧着紙の利用方法」
熱圧着紙の種類と利用方法を解説。カット作成に利用できるようにする。裏彩色用の絹の布に熱圧着紙で切ったものを実際に貼り付ける。 |
石田良介
小野寺マヤノ |
17:00〜 |
夕食・懇親会 |
20:00〜21:20 |
「カットの実習」
2つの部屋に別れて課題の「年賀状の図案」を各自制作 |
石田良介
小山和男 |
12日 |
9:00〜10:20 |
「網ブラシとエアーブラシの技法」
ぼかし網とエアーブラシの技法を説明。 |
小野寺マヤノ |
10:30〜11:50 |
「裏彩色の方法」
昨日絹に貼った作品を実際に裏から彩色する。 |
石田良介 |
12:00〜 |
昼食 |
13:00〜14:00 |
講評会
実際に受講者が作ったカット作品を並べ、講評する。 |
石田良介 |
…とにかくものすごい熱気でした。
デモンストレーションの間にも、制作の途中にもいくつもの質問が飛び交います。
また、短い時間ながらも夕食後の時間や、朝講義の始まる前に参加者は自主的に集まり、新しく学んだ技法を使って実際に作品を制作していました。その成果は最後に提出された作品を観れば一目瞭然です。2日間の成果として、すばらしい作品が完成しました。
そんな中でも参加者は隣の人の作品に見とれたり、剪画への熱い思いを口にしたり…和気藹々としたムードが研修会全体を包んでいました。
また次なる課題をそれぞれ口にしながら、また次の再会を誓い、研修会場を後にしました。
(協会事務局)
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