第20回日本剪画美術展の開催と同時に、ゆうぽうとで研修会が開かれました。
内容は2つのレクチャーからなっています。
(1) 剪画と写真撮影 講師:大岩明彦
(2)剪画とモチーフ 講師:石田良介
(1) 剪画と写真撮影
剪画は自分で描いたスケッチを中心として下絵を制作しますが、その作品の撮影のためにも、またスケッチ時のメモがわりにも写真の撮影を活用している人が多くなってきています。基本的なカメラの話と写真の撮影の方法から作品の撮影まで、コンピューターとプロジェクターを使い、わかりやすい例を提示しながら、剪画と関わりの深い撮影について話して頂きました。
段々とデジタルカメラを使い始めた会員が多く、デジタルカメラについても質問が数多くあったのが印象的でした。
(2)剪画とモチーフ
自分らしい剪画の表現をするために、モチーフの選び方、描き方はとても重要です。石田会長によるモチーフについての講義は、いかにモチーフを選び、それを活かすかということに焦点をあてて行われました。生き生きとした生活を剪画の中に表現する…という会長の話に、会員は熱心に聞き入っていました。
(協会事務局)
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