11〜12月の間、日本剪画協会で募集された年賀状コンクールに集まった作品をご紹介する「申年 年賀状展」が関東と関西で同時開催されます。作品数は応募作品40点、会長の特別出展が5点、計45点です。今年の干支にちなんだ作品も多く、一足先にお正月を演出します。
展示は浅草の郵便局の2階ギャラリーで行われました。郵便局に立ち寄ったお客様がふと眼をとめ、立ち寄っていかれます。普段剪画に接することのないお客様に、馴染みやすい年賀状という形で剪画を見て頂くのは大変嬉しいことです。
「この図柄は手で切られるんでしょうか?」「私にもできますか?」といった質問や、「私は毎年版画をやっているんです。」などと年賀状についてのお話を伺うこともあります。
小さな作品展ですが、年末らしい催し物となりました。
(小野寺マヤノ)
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